春になると、一気に「痩せたい!」という女性が増えてきます。

痩せたいと思う女性のほとんどは、ダイエットしなきゃ!と考えるでしょう。

僕は、皆さんに「まちがったダイエット」をしてほしくありません!

まちがったダイエットをしてしまうと、望むからだを手にいれるまでにかなり遠回りをしてしまいます。

そこで、この場で、12年以上のサポート経験からわかったことを、少しずつ伝えていきます。

このサイトはおそらく、サロンに通われている方が読まれることがほとんどだと思います。

ここで書いたことは、少しずつ他でも伝えていくつもりですが、いちばん最初にここにいちばん大事な話を書いていきますので、サロンに通われている方(おやすみされている方も)ぜひちょくちょくこのサイトを訪れてくださいね。

すみません、文章ばっかりになってしまいますが、限られた時間で書いているのでご了承くださいね。


以前も書きましたが、最近僕は、中学生の勉強指導をさせてもらっています。

そろそろ半年くらいになるでしょうか。

長年家庭教師をやっていたとはいえ、学生さんに勉強を教えるのはもう20年ぶり以上。

しばらくは手探り状態でした。

まず中学生くらいですと、大人への不信感というか、なかなか心を開いてくれないところがあります。

最初の段階は、いかに信頼関係をつくるか?ということにつきます。

うれしいことに、今ではかなり息があって、サクサクと勉強が進むようになりました。

今回、中学生に勉強を教えるということから、とても大切なことを学んでいます。

子供の勉強と、おとなにとっての仕事やダイエットには、共通点があるのです。

どんな共通点か?

「いままでできなかったことができるようになる」

これが本質、ということです。

中学生もおとなも、まったく同じなのです!

たとえば、子供が、

「テストの点数」

という結果だけで判断されたら、どうでしょうか?

すごくがんばったのに、テストで30点しかとれなかった。

これって、失敗、でしょうか?

今までずっと0点とか、5点くらいしかとれてなかったとしたら、どうでしょう?

今までまったくできなかった問題が、1つでも2つでもできるようになれば、それは

「大成功」

なのです。

でも、世の中のおとなは、なかなかそのように考えられません。もちろん先生も。

「30点」という「数字」だけみて判断しがちです。

だから、せっかくがんばってもまるで評価されない。

・・・・やる気、なくなりますよね。

今、僕のところに学びにきてくれているKさんとは、最近、

「前だったら、この問題、ぜったいできなかったよねー!!」

「うん、ぜったいできなかった!」

と、ふたりで一緒にもりあがってます(‘-‘*)

そして、Kさんに、

「この、今までできなかったことができるようになるってことを、進化、っていうんだ。これが大事なんだよ」

と伝えています。

できなかったことができるようになる楽しさがわかれば、勉強は楽しくなってきます。

そのためにはどうしたらいいのか?を、知らなかっただけなのです。

このプロセスのつみかさねによって、勉強もできるようになっていく。

さらには、自分に自信がついてくる。

そうなると、友達との関係も変わってきます。

さらにさらに、この経験が、大人になっても活かされていきます。

ダイエットも、まったく同じ。

前回、「体重に振り回されすぎると失敗する」という話をしました。

これは、子供がテストの点数だけで成功か失敗かを判断されるようなもの。

たとえば・・・

今まで、食事をスーパーやコンビニで買ってすませていたのを、ごく簡単でも自分で作るようになった。

「大成功!」です。

自分でつくってしっかり食べるようになったから、体重が少し増えてしまった・・・

それでも「大成功!」です。

なぜなら、こういう小さな改善のつみかさねこそが、大きな結果につながるから。

一時的な体重の増減など関係ありません!!

体重なんて、長い目でみたら、増えたり減ったりしながらだんだんと自然に減っていくものだから。

ほんとうに大事なのは、今の自分にとってほんとうに必要で正しいことができているかどうか?

こういったことが成功の基準になると、ダイエットのストレスはほぼなくなります。

からだの変化・・とくに体重って、いろいろなことに影響を受けます。

極端になると「体重を減らすためにできるだけ食べないで動き回る」なんていう危険な考えに至ります。

体重は自分で完全にコントロールするのはむずかしい。

でも、行動だったら、自分でコントロールできます。

自分で今できることをやればいいのです。

伝わっているでしょうか?

ダイエットも、成功の基準を変えれば、わくわくするようなチャレンジ経験になるのです。

それはやがて、「ダイエット」ではなくなっていることに気づくはずです。