健康や美にかぎらず、仕事、勉強、スポーツ、音楽・・・あらゆる世界で、望む成果を出せる人と出せない人に分かれます。

成果を出せる人と出せない人の決定的な違い。

何だと思いますか?

 

前回、「やる気」「モチベーション」の話をしました。

待っていてはダメ。自分で動くことでモチベーションが上がる。

行動を始めるには、ある程度のモチベーションややる気も必要です。

 

では、すごい成果を出す人は、つねにやる気やモチベーションであふれているのでしょうか?

・・・じつは違います。

ほんとうに成果を出す人、それも長期的に成果を出し続ける人は、

決してやる気、モチベーションに頼っていません。

むしろ逆。

やる気やモチベーションというのは、大きなエネルギーではありますが、そうそう続かない。

他のいろいろなことに影響を受けるため、波がある。

そのことをよくわかっています。

だから、やる気があろうがなかろうが、モチベーションが上がろうが下がろうが、関係なく淡々とやるべきことを毎日続けます。

やる気、モチベーション頼みになってしまうと、やる気があるときは一気にいろんなことをできますが、やる気が落ちると一気に行動が止まってしまいます。

いわゆる、ゼロか100か・・・ゼロ100状態です。

ダイエットは、まさにこの状態になっている人がほとんどです。

やる気があってがんばってるときは、きつい運動も食事制限もいろいろとできるから痩せる。

でもやる気がなくなるとすべてをやめて、あっという間に太る。

多くの人は、このサイクルを何年も・・・長い人は何十年も繰り返しています。

ほんとうに成果を出す人にとって、やる気やモチベーションはおまけのようなもの。

だからこそ、ほんとうに成果を出せる人になりたい場合、自分自身を丸ごと見直し、変化させ、日々淡々と大事なことを続けていけるようになる必要があるのです。

従来のようなダイエットとは真逆であることがわかると思います。

ベースとなる自分自身を、できることから理想に近づけていくことが大事なのです。

 

結局、このことを突き詰めていくと・・・

その人自身の「ありかた」ということになります。

 

最近あらためて僕が「すごい人」と感じているのが、エイベックス会長の松浦さん。

松浦さんが、若くしてなぜあそこまでエイベックスという会社を大きくできたのか?

その理由はいろいろあるとは思いますが、その1つとして

「どんなことも徹底的に、とことんやる」というありかたが、結果として会社を大きくさせたのだとわかりました。

 

ちょっとやっては、うまくいかないから・・と、すぐにやめる。

また違うことを始めて、やっぱりやめる。

小さく掘った穴がいくつもある状態。

これが、多くの人がたどるパターンです。

これがいいとか悪いというわけではなく、むしろこれが普通と思った方がいいかもしれません。

だからこそ、目の前のことをとことん、徹底的にやる人がすごい結果を出すのです。