ここしばらく付き添いで都内の病院に毎週行っていますが、

病院での治療が必要な患者さんがあまりに多いことにあらためて衝撃を受けています。

20代くらいの若い患者さんも多いです。

おそらく、どこの病院も同じような状況なのだと思います。

ふだん私たちは健康なのがあたりまえ、という感覚で過ごしていますが、

一歩、病院内に足を踏み入れた瞬間、

「なぜ、人が健康を保つことはこんなに難しいのだろうか・・?」

健康でいることの方が奇跡なのでは?

とすら思ってしまいます。

病気は、人生でいちばん避けたいこと。

つらいだけでなく、経済的にも時間的にも大きすぎる損失です。

僕が関わらせていただく方には全員、ずっと健康でいてほしいので、

このブログでは、皆さんができるかぎり健康レベルを上げていただくための「方法」にとどまらず

健康を保つための「原理原則」についても、少しずつお伝えしていきます。

食生活について

おそらく皆さんが健康に関していちばん関心が高いのが、食生活に関することだと思います。

健康レベルを上げる食生活のポイントはたくさんあるのですが、

今回は「外食」についてです。

結論からいえば、

▶外食は少なければ少ないほどいい(例外を除く)

ということになります。

太る痩せるといった見た目のことに限らず、健康レベルを高く保つために、

僕が必要以上の外食をおすすめしないのは、明確な理由があります。

これは、僕自身が事業経営しているからこそわかること、なのですが、

商売は必ず「利益」を出さなければいけないからです。

これだけではあまり意味がわからないですよね。

飲食店がお客様に食事を提供して一定以上の利益を出すためには、大きく分けて

・単価を上げる

もしくは

・原価を安くする

という方法をとります(他に人件費など経費を抑える方法もあります)。

単価を上げるにも限界がありますので、やはりどうしても原価を抑える必要が出てきます。

特に今はコメなど食材の値段がかなり高くなっていますから、余計ですね。

では、原価を安くするためにどんなことをするでしょうか?

まずは、コメ、野菜、肉・・・といった材料をできるかぎり安いものにします。

皆さんそこまで考えないと思いますが、

コメや肉など産地を表記しているお店でどんな食材を使っているのか?を確認すれば、

食材でコストカットしているのがすぐわかります。

では、安く仕入れられる食材とは?

わかりやすい実際例をあげますね。

僕が以前時々利用していた手作りおにぎりやさんがあります。

ここは少し前まで、北海道産のコメを使っていたので、安心して買って食べていました。

ところが最近、コメの産地が変わりました。

どこだかわかりますか?

ここでは産地や理由は明記しませんが、だいたい想像がつくと思います。

コメの産地が変わってから、僕は一切このお店のおにぎりを買わなくなりました。

おそらくほとんどの人は変わらずに買って食べ続けていると思います。

食材を安く仕入れられるのは、それなりの理由があるんです。

食材の産地を表記していない店では、どんな食材を使っているのか?まったくわかりません。

表記している店はむしろ良心的といっていいでしょう。

産地を表記していても、ほとんどの人は気にもしないでしょうが・・

僕は必ず産地の表記があれば確認します。

自分の身体に入れるものは自分で選ばなければならないからです。

産地の問題については、すぐには身体に影響が出ないので、僕自身もそこまで徹底しているわけではありませんが、

外食の際はできるかぎり安心な食材を使っているお店を選ぶようにしています。

こういった情報は表に出てこないので、多くの人が知らずに「長期的にとり続けると病気につながるリスクがある」

食べものをふつうに身体に入れています。

これが、僕が皆さんに外食をあまりおすすめしない理由のひとつなのです。

僕は大学時代に学んだ物理学をきっかけとして、今回お話したことを研究するようになりました。

具体的なことはここでは書けないので、知りたい方にはサロンでお話しますね。

今回は食材の産地について取り上げましたが、これはまだ序の口。

これから少しずつ他の要素についてもお話していきますが、

自分自身や家族を病気から守るために必要な知識、情報はしっかり身につけていってくださいね。