健康は日常から

最近、ある方の健康サポートを通して、あらためて「健康の大切さ」を実感しています。

そして、もっともっと皆さんの健康面も積極的にサポートしていかないといけない、と痛感しました。

病気の疑いが出ると、病院でいろいろな検査を受ける必要が出てきます。

この検査が、本当にストレスなのです。

僕自身、20代のときに3か月も検査入院しましたが(結果的に何も問題なし)、

となりのベッドにいた年配の男性が2名、検査するたびに身体が弱っていくのを見ていました。

身体も負担ですが、精神的な負担も大きく、検査結果を聞くまで本当に不安です。

不安が、かえって免疫を下げてしまう可能性もあります。

だからこそ、

日常の健康管理がムチャクチャ大事

なのです。

元気にふつうに動けているときって、それが当たり前で健康のことなんてほとんど考えないですよね。

で、夜更かししたり外食が多くなったり・・・平気で不健康な生活をしたりしてしまいます。

不健康な生活が続くことで、いきなり大きな病気になるのか?というと違います。

まず、必ず小さなサインが出てきます。

痛み、だるい、疲れやすい、風邪ひきやすい、風邪が長引く・・・といった現象です。

特に風邪がなかなか治らないとき、

ヘルペスや帯状疱疹が頻繁にできときは要注意。

免疫力が低下しているサインの可能性があるからです。

「なんか変だな・・」というところですぐに生活や身体を見直せば大丈夫。

でもそのままつっぱしると・・・

今度は「前病気段階」に入ります。

その時点で、病院の検査にもひっかかってきます。

とくに

・血圧が高い

・血糖値が高い(特にHbA1cが高い状態)

・肝機能が高い

これらは黄色信号です。

肥満は、とてもわかりやすいサイン。

少しぽっちゃり程度でしたらあまり問題ありませんが、

あきらかに肥満レベルに太ることは、見た目だけでなく、万病のもとです。

早急に日常生活や自分の身体を徹底して見直す必要があります。

というのも、肥満レベルに太るということは、必ず日常の中に何らかの不健康な要素があるはずだからです。

血圧や血糖値に関しても、皆さんあたりまえのようにクスリを飲んでいますが、僕にはちょっと信じられません。

日常生活や身体のことをしっかり見直して、1日も早くクスリのいらない身体に戻していくことが大切です。

いちばん最初に見直してほしいこと

自分が健康状態が良くないかな・・と思ったとき真っ先に見直してほしいこと。

それは食生活です。

外食は多すぎないか?

✅できあいのもので済ませていないか?

✅糖分を多くとっていないか?

✅小麦粉製品は多くないか?

✅マーガリンやショートニング、加工油脂などをとっていないか?

✅旬の野菜やきのこ、海藻類は十分とれているか?

✅全体的に食べ過ぎていないか?

✅ファーストフードや添加物の多い加工食品が増えてないか?

糖分の多い甘いジュース類やアルコールをとりすぎてないか?

チェックポイントはまだまだあります。

 

 

 

 

 

 

体調が良くないとき、太ってしまうとき、これらのいくつかにたいていひっかかるはずです。

ぜひ、まずは食生活から見直してみてください。

クスリとどう付き合うか?

食生活の次に見直してほしいのが、先ほども少しお話した「クスリ」です。

皆さん、まだまだクスリに関して大きな誤解をしています。

「クスリを飲むことで病気が治る」

という考え方です。

ほとんどのクスリは急性的な症状を緩和するもので、病気そのものを治すものではありません。

病気を治して健康を取りもどすのは、あくまで「身体」がやることで、身体にしかできないんです!

たしかに、クスリは一時的に上がりすぎた血圧を落ち着かせたり、血糖値を安定させたり、痛みを緩和したりすることはできます。

しかも即効で。

これは現代医療、クスリの最大の利点であり、すばらしいところでもあります。

ただそれはあくまで「一時しのぎ」にすぎません。

クスリで症状を安定させながら、自分自身は日常生活や身体を自分で見直し、早急に改善する必要があります。

そもそもクスリというのは、長期的に服用し続けるものではありません。

症状を落ち着かせるための手段の1つにすぎません。

たとえば、血圧のクスリをずっと飲み続けている方はとても多いですが、

血圧が高くなるのは必ず原因があるので、今すぐに集中して身体や日常全体の見直しを徹底する必要があるのです。

そして、1日も早くクスリがいらない身体を取り戻すことが大事です。

ご存じの通り、クスリには副作用というものがあり、これが新たな病気をつくる原因になることもあります。

クスリは短期的に症状をラクにするには絶対に必要なものですが、例外を除き、長期的に飲み続けるものではない。

同じクスリを何年も飲み続けることは通常ありえないことで、すぐに自分自身の見直しが必要な状態。

これだけはしっかり覚えておいてください。

僕の役割

僕は医者でも栄養士でもありませんが、

「彼らができないこと」をやっていく役割があるのかな・・と今回、改めて実感しています。

医者は病気のプロですが、僕は健康のプロ。

皆さんが医療のお世話にならなくてもいいように、ずっと心身ともに健康ですごせるように・・・

そしてできれば最高に美しくいられるように、さらに本当の幸せを手に入れていただけるように。

心身ともに健康でなければ、ほんとうの美も幸せも実現しません。

26年もやってきた健康サポートはほぼ引退かな、と考えていた僕ですが、

どうやらこれは、僕が人生かけてずっと取り組むべきミッション、使命のようです。

あらためて、今まで以上にチカラを入れていきます。

美も幸せな人生も健康あってのものですし、

これ以上、病気の人を増やしたくありません。

付き添いやお見舞いで病院に行くことがありますが、

どの病院もあまりに患者さんが多くて衝撃を受けます。

ふだんは病院には無縁なので気づかないのですが、病院にあふれかえる患者さんをみると、

健康を保つということはすごいことなんだ・・・

といつも実感します。