昨日、久しぶりにAさんが来院されました。
Aさんは5年ほど前に、人生マックスで太ってしまい体調も悪い・・という状態で当サロンへ初来院。
その後継続的にサロンに通っていただき、着実に身体が変わっていきました。
まず第一段階として20キロ近く体重が落ち、体調も劇的に良くなりました。
ダイエットはどうしても、太ったり痩せたりを繰り返して結局そのままか、リバウンドでもとより太ることも多いですが、
Aさんは初来院から5年以上たった今、20キロ落ちた状態を維持できています。
正直、今のAさんは以前とは別人です。
そしてまだまだこれから変わっていく可能性であふれています。
あらためて昨日Aさんに確認しましたが、
「ダイエットらしいことはほとんどしてない」
ということでした。
ではAさんは、食事制限もトレーニングもせずに、どうやって20キロ近くも痩せたのでしょうか?
しかも、大きく張り出していた太もも、太かった下半身が劇的にスッキリしてきています。
サロンでのメンテナンスを継続していただいたことに加えて、Aさんが唯一意識し続けていること。
それは・・・
「歩き方」
です。
Aさんは下半身がかなり大きくなってしまっていたので、
歩き方に集中していただくことがいちばんの近道でした。
では、Aさんは具体的に歩き方をどのように意識して変えたのか?
それは・・・
1)普段無意識に使っている脚の筋肉について知る
2)普段あまり使えていない筋肉を優先的に使う
3)普段使いすぎている筋肉をなるべく使わないようにする
この3点になります。
普段使えてない筋肉とは、内転筋やハムストリングス(脚の後ろ側の筋肉)など、
普段使いすぎている筋肉とは、大腿四頭筋や腓腹筋など、脚を太くみせる筋肉たちです。
歩いたりトレーニングすれば下半身も痩せると思っている人が多いですが、
脚の筋肉のことをわかってないと、
痩せよう!とがんばればがんばるほど脚が太くなってしまいます。
歩くのは毎日のことですから、歩き方がよくないと、いくらダイエットがんばっても日々太る方に身体を使っていることになります。
それって怖くないですか?
で、僕が「歩き方大事ですよ!」とお伝えしても、皆さん「歩きかたが太る痩せるに関係する」とはなかなか思えないみたいですね。
痩せるためにはもっと特別なトレーニングとかもっと厳格な食事制限のダイエットが必要、って考えているみたいです。