最近「痩せたい!」という人が急増しています。
そろそろ春で薄着になり、マスクも解除になり身体もお顔も今までのように隠せなくなります。
そのせいでしょうか?
ふと気づくと身体全体が大きくなってしまっていたり、おなかまわりに脂肪がたっぷりついてしまったり・・
という方が多いようです。
そこで今回は「痩せる」をテーマにお話します。
今回の記事ですが、大幅に内容を変えました。
安易なダイエットは要注意!
最初にお話したように「痩せたい」という方が急増したため、
当サロンでも久しぶりに、痩せるための本格的サポート再開が必要かな・・と思うようになりました。
ただ、あくまで「痩せる」ことの本質は、
健康レベルを上げる
ということです。
これを絶対に忘れないでください。
ある程度以上太るということは、必ず
不健康な要素(習慣や身体の状態など)
があります。
体重を減らすから健康になるわけではありません。
痩せるからキレイに魅力的になるわけでもありません。
不健康な要因がそのままで痩せても、健康にもキレイにもなりません。
得られる変化は「着たい服が着れるようになる」ことや「痩せた」という自己満足だけです。
なぜこんな話をするかというと、痩せていて心身の不調に悩む人をたくさんみてきたからです。
なにより僕自身が今よりもっと痩せていたとき、いつも心身の不調に悩んでいましたが、
ようやく最低体重から20キロ太ることに成功したら、すっかり元気を取り戻したのです。
毎週欠かさず整体とボディメイクに通われているTさんも、以前痩せすぎていたときはつねに心身不調で、身体のあらゆる場所にいつも痛みや不調を抱えていました。
この状態では当然ですが、表情も曇りがちでした。
今は多少おなかまわりに脂肪がつきましたが、年齢を考えると全体的には理想的な体型で美しく、以前とは見違えるほど健康でお元気です。
ではこれからいちばん大事な話をします。
ほんとうの健康や美は、
自然に、無理なく、継続的に理想のコンディションや体型を維持できている状態
です。
当サロンでめざすのはあくまでこれです。
短期ダイエットをいくら繰り返したところで、なかなかこの状態は実現しません。
太る⇒ダイエット⇒痩せる⇒ダイエットをやめる⇒戻る(太る)⇒また別のダイエット⇒痩せる⇒ダイエットやめる⇒太る・・
これを延々と繰り返している人はたくさんいます。
昨日サロンに来られたFさんは、当サロンに通われて14年。
最初は多少試行錯誤がありましたが、当サロンのサポートのもとで11キロほど痩せた身体を自然にずっとキープしています。
自然すぎて、ダイエットという感覚もキープしているという感覚もまったくないそうです。
そんなFさんも、当サロンに来られるまではあらゆるダイエットに手を出し、一時痩せては戻るを繰り返して、過去最高体重でサロンに来られました。
Fさんはある時から本質に気付き、ダイエットのストレスから完全に開放されたのです。
同時に、多少あった健康面の問題もすっかり解消されました。
もうずっと、身体はどこも悪くなく太ることもないのに、毎月必ずサロンへメンテナンスに通われています。
ほぼ、お話をしに来られているようです(笑)
「どんな方法でもいいからとにかく短期的に痩せたい」
という方は、当サロンではサポートできません。
他のダイエット関連施設をおすすめします。
理想の自分をキープできるようになるには、さまざまな要素を見直す必要が出てきます。
単に●●ダイエットと同じような感覚で取り組んでも、すぐに戻ります。
いちばん大事なのは、「目的」です。
自分自身が「なぜ健康的に痩せて美しい身体をキープしていたいのか?」
この答えそのものが「目的」になります。
この目的が明確になっていないと、挫折、途中離脱しやすくなります。
単に「太ってみっともないから」痩せようと思っても、まちがいなくうまくいきません。
食欲について
痩せたいと思ったときにつねに立ちはだかる壁が「食欲」です。
人によっては、病気をまちがいなく悪化させるとわかっていても止められないほど強い「食欲」。
食欲をなめてはいけません。
場合によっては、自分の命を守ることより食欲の方が強くなる可能性すらあるのです。
僕は、食欲を自分でコントロールできなくなってずっと入院しているたくさんの女性と直接お話したことがあります。
彼女たちが食欲をコントロールできなくなったきっかけがほぼ「ダイエット」です。
食欲コントロール不能になると、どんなにいい人でも自分のことしか考えられなくなり、まわりのことなどどうでもよくなります。
別におどしているわけではなく、無理なダイエットをすると誰でもそのようになる可能性がある、ということを伝えておきたいのです。
僕が「痩せるサポート」に慎重すぎるほど慎重なのは、このような経験があるからです。
この食欲を落ち着かせ、食べることへのこだわりやとらわれから解放されて、自然に理想体型を保てるようになるには、
それなりの知識と技術が必要です。
最近、極端な食事制限、糖質制限食などをすすめる人(ジムなど含む)が増えていますが、
長期的な影響がないかどうか?心配になります(余計なお世話かもしれませんが)。
要注意なダイエット&ダイエット食品
痩せるために、プロテインなどのダイエット食品(飲料)を使う方も多いようですが、要注意!
ダイエット関連商品はカロリーを抑えるために、添加物や人工甘味料を多用することも多いです。
食事の代わりに「カロリーが低いから」「タンパク質をとるため」これらを毎日とったらどうなるでしょう?
表示を確認せずにとり続けている人が意外に多いのはびっくりします。
国が認可しているのだから安全??
安全だったら、こんなに病気になる人は増えません。
それと、ダイエットについて。
周りからみると「大丈夫?」と感じるほど細くなっていたり、
細くなってはいるけど全然美しくなかったり、
変に筋肉がついてしまい女性らしいオーラが失われていたり・・・
ダイエットには成功しているかもしれませんが、健康や美から遠ざかってしまっている女性が意外に多いです。
それでも本人は「痩せた」ことに満足していることが多いのです。
僕からしたら、不思議でしかたないのですが・・・
痩せることだけを目的にしていると、このようなことがおこりやすいです。
痩せる目的、ほんとうは健康や美のためではないでしょうか。
自分自身をもっと輝かせるため、もっと自分らしく生き生きと過ごせるようになるためでは?
ダイエットする際、本来の目的を見失わないようにすることって、けっこう難しいのです。