サロンのボディメイクコースに参加されている方には、できるかぎり食生活を写真で報告いただいてもらっています(強制ではありません)。

「めんどくさい」と感じるかもしれませんが、これをやるとやらないでは、結果がまるで変ってきます。

じつは、今まで写真での食事報告(LINEかチャットワーク)は、ご本人の意思にまかせてました。

食生活というのはとてもデリケートな面があり、

人によっては、報告という行動がストレスになることもあるからです。

ただ、昨日Tさんの個別面談をさせていただいて、あらためて食事報告の効果を実感することになりました。

 

当サロンでは、ボディメイクの方に対しても、あまり体重をはかりません。

とくにある程度ペースができるまでは、なるべく体重などの数値にとらわれてほしくないからです。

ここが、いちばん伝わりにくいことなのですが・・・

あなたが、健康的に美しく痩せるためにいちばん大事なこと。

それはあくまで

行動&思考&習慣

であり、これらの結果として、見た目が痩せたり、美しくなったりします。

同時に、数値面にも変化が出てくるのです。

あまり数値を気にしすぎてしまうと、これが逆にはたらきます。

身体は、がんばったから体重が減る、というものではないので、

数値を基準にすると、やる気が落ちてしまう可能性があるからです。

それより、行動や思考や習慣に意識を集中する方が近道なのは明らか。

Tさんも、最初の3か月はほとんど体重などの数値をはからず、

地道にメンテナンスとボディメイクの基礎、食生活の見直しを続けてきました。

そして、「痩せてきたな・・」と思っていたのですが、

Tさんご自身が体重をはかったら、最初より5キロ近く落ちていたそうです。

 

ところが・・

体重が落ちたことで油断して(ご本人いわく)、食事報告が滞るようになり・・

2キロほど戻ってしまったそうです。

2キロくらいすぐ落とせますよ、とお伝えしましたが。

体重を基準にすると、体重が減ったときうれしくて、つい油断してペースを変えてしまうのは、

Tさんに限ったことではなく、とてもよくあること。

だからこそ、体重を基準にしない方がいいのです。

Tさんは昨日、

「食事報告がこんなに効果があるとは思いませんでした」

と言われていました。

食事報告のため写真を撮るということは、ご自身の食生活を自分でも客観的に見れるということ。

これが大事なのです。

自分ではいいだろうと思っていても、写真でみると改善点が多々あることがあります。

 

これは、演奏も同じで、自分で演奏しているときは「なかなかいいかな」と思っても、

録音したり映像化した演奏を聴きなおすとひどい状態、ということがよくあるものです。

 

健康美のための食生活でいちばん大事なのは、

しっかり食べて太らない、むしろしっかり食べるほど健康的に痩せた身体に近づいていく、

そんな食べ方を身につけること。

そしてその食べ方というのは、かなりの個人差があります。

だからこそ、記録をとりながら、一緒にベストパターンを探っていくことが必要です。

食べる量を無理に減らしたり、極端に糖質制限したり、極端に肉などのタンパク質をとりまくるという食べ方は、

ごく短期間ならいいのですが、長期的に続けられる食べ方ではありません。

続かないだけでなく、長期的には不健康になる食べ方です。

 

太る、痩せるを決める80~90%は食生活ですが、

その食生活には、他のいろいろな要素がかかわってきます。

単純に食生活だけを変えようとしても、けっこういろいろと障害が出てくるもの。

そこをサポートさせていただいているのが、僕がサロンでやっていることです。

 

いずれにしても、結果として3か月で無理なく5キロ近く落とせたらいいですよね。

サロンではまもなく、夏に向けた本格的なボディメイクを提案します!