最近、真冬のうちに岐阜の白川郷に行きたい・・しかも日帰りで、と思っていたのですが、
昨日、お母さまの故郷が岐阜という方に聞いたら、日帰りでこの時期に白川郷行きはかなり無謀なチャレンジということがわかり・・・
毎日、白川郷の雪景色のライブカメラを見て癒されているヒロです。
このサロン「やすらぎどう」は、今までほとんど広告宣伝というのをしないできました。
そこにはいろんな意味、理由があるのですが、
このような「隠れ家」的サロンを、ネットでみつけてきてくださるということは、
まちがいなく
「本気で変えたいこと」
があったのだと思います。
それは、健康状態だったり、体型や見た目だったり、
もっと深くみていくと、自分自身や自分の生き方や人生だったり・・・
最初は「今の身体のつらさをなんとかしたい」「とにかく痩せたい」だけだったかもしれません。
いずれにしても、行ったことがない初めての場に行く、という一歩を踏み出すことは、
けっこう勇気がいることだと思います。
その時点で、
「今の自分をなんとかしないとなぁ・・」
と思い続けてなかなか一歩が出ない自分自身とは、まったく違うわけです。
そして実際、サロンにいらしていただいて、施術を受けていただいて、
おそらくほとんどの方が、すぐに何らかの身体の変化を感じていただけたはずです。
ただそれは、多くの場合、その場の変化にすぎません。
時間の経過とともに、もとに戻っていくことが多いです。
その理由を話すとまたかなり長くなるので今回ははぶきますが、
どのような変化を起こすにしても、どんな結果を求めるにしても、
どうしても、ご本人の日常生活内での工夫や多少の努力が必要になります。
問題は、世の中一般的に、
「望む結果が出るまでの試行錯誤プロセスや期間」が省略されて、
あっという間にラクラク結果が出ているように思わされることが多いこと。
ダイエットなど、まさにそうですね。
ビフォアーアフターで、
たった●か月でこんなに劇的に身体が変わりますよ!!という結果ばかり見せられる。
その過程で何があったのか?
ほんとうのことが明らかにされることは、ほとんどありません。
さらにいえば、
劇的な変化の
「そのあと」
どうなったのか?
数か月たって、数年たって、その人はどうなっているのか?
痩せた身体を維持できているのか?
維持できているとしたら、どうやって維持しているのか?
維持できていないとしたら、それはなぜなのか?
その人は幸せに生きているのか?それとも・・・?
「成功しました!」
という人の経過をずっと追い続けていくことは、あまりないと思います。
僕は、ずいぶん前にこのことに気づき、
できるかぎり一人ひとりの方と長くかかわらせていただくようにしています。
長い方では10年以上になりますし、
5年以上経過をみさせていただいている方はたくさんいらっしゃいます。
健康にしろ美にしろ、身体を変える、ということは、
少なからず「今までの生き方やありかたを見直す」プロセスが必要です。
ほとんどの人が、試行錯誤期間を経験します。
たとえ劇的に変われたとしても、
「はい、そこでゴール、終了!」
ではないのです。
じつは、ここからがほんとうのスタートなのです。
それだけ、変化した状態を維持したり、さらに良くしていくのは大変なことなのです。
そして、
「努力が、すぐにそのまま結果としてむくわれる」
ということは、正直なかなかありません。
僕自身でいえば、たとえば100行動して、ほんとうに望む結果につながることは1あるかないか?です。
実際、もっと少ないかもしれません。
「がんばってもなかなかむくわれないなぁ・・」
と思うことなんて、いつものことです。
だからといって、そこであきらめたり、やめたりすることはありません。
なぜなら、自分自身で「やる」って決めたことだからです。
先日インタビューさせていただいたNさんは、もともときれいな方ですが、
サロンに来院当初はダイエットでとても悩まれていました。
がんばっても思ったようにいかず、かなり試行錯誤されていた時期もあります。
そしてようやく、自分なりのベストのペースを見つけられ、ダイエットのストレスから解放されましたが、
サロンに来て7年になる今も、まだまだ課題はあり、さらに上の自分に向けて進み続けています。
変化に「ゴール」というのは、あるようで、ないのです。
ということで、「努力はむくわれるのか?」という質問に対して、
あくまで今の時点での僕の答え。
がんばっても、すぐにはむくわれないことも多い。
なかなか思ったような成果が得られないこともたくさんある。
でも、試行錯誤しながらでもあきらめずに続けていけば、
かならず、それまでのがんばりがむくわれるときがくる。
少なくても、本気でがんばる過程で人は進化し、輝きを増していく。
魅力的になる。
応援してくれる人が出てきたりもする。
そして、結果はあとからついてくる。
皆さんががんばった結果をできるだけ早く得られるようにしていく。
試行錯誤の期間をできるかぎり短くする。
そのためのサポートが、僕の役目のひとつと考えています。
今、はなやかに成功しているようにみえる人でも、
どん底のどん底を経験していることがとても多いです。
単にそういうことって、表に出てこないだけだったりします。
影の部分があるからこそ、よけいに美しく輝くのです。
がんばる、って最近あまり好まれない表現ですが、
僕は、これからも前に進み続けます。
よかったら、いっしょにがんばりましょう。