僕が知っている人(30代男性)が昨年クリスマスごろにコロナ感染して入院、重症化してしまい集中治療室へ入り一時生命が危ういくらいの状態になったという報告が今朝、ありました。

知っている人といっても、直接お会いしたことはなく、昨年受講した研修会を主催していた会社の社長なので、リアル感はまったくないのですが・・

ご本人としては一時、死を覚悟したようです。

レポートを書いて公表している、ということは、今はほぼ回復されているのでしょう。

さすが、社長業をやっているだけあって、命がけの困難があっても

タダでは起き上がりません。

さっそくネタにしているようです。

つい最近の体験、ということもあり、

その社長のコロナ感染レポートから、いろいろと学ぶべきことがありました。

レポートの内容に関しては、ここではくわしくは書けませんが、

重要ポイントだけを取り上げてみたいと思います。

 

人はなぜウイルス感染するのか?

ご存じかと思いますが、私たちの身の回りには、

ウイルスや菌であふれています。

私たちの身体そのものにも常在菌、常在ウイルスがいて、

共存しています。

ふだん、我々の「免疫力」がつねにこれらの菌、ウイルスを抑え込んでいるため

病気にならずにいられるのです。

今は当然ながら、新型コロナウイルスが恐れられていますが、

肺炎をおこすウイルス、菌はコロナ以外にもたくさんいます。

 

実際、最初にお話した社長さんも、

コロナウイルスだけでなく、他の複数のウイルス感染があったようです。

じつは、ここが重要ポイント。

これはあくまで僕の予測なのですが・・・

コロナに感染して重症化する人は、他のウイルスや菌にも感染しやすいくらい

免疫力が落ちているのではないか?ということです。

コロナに感染しても軽症、もしくは無症状の人は、

比較的免疫力がしっかりしている、と考えられます。

 

実際、僕の父は「緑膿菌」という菌が原因で肺炎になり、亡くなっていますが、

では、緑膿菌とは・・・?

「地球上の環境中に広く分布している代表的な常在菌の1つである。

ヒトに対しても病原性を持つが、健常者に感染しても発病させることは無い。」

Wikipediaより

ということで、肺炎の原因になりうる菌やウイルスが、

健康な人に感染したとしても、なかなか病気にはならないのです。

(タイミングによりPCR検査で陽性にはなるかもしれませんが)

 

ただ、人の免疫力はさまざまなことから影響を受け、

上がったり下がったりします。

たまたま免疫が落ちているところに感染する、という可能性も考えられます。

だからこそ、

 

●できるかぎり免疫が下がるようなことを避け

●できるかぎり免疫を高く保てるようにする

 

ということが、コロナ禍を無事、乗り越える秘訣になるでしょう。

ちょっと「おかしいな」と思ったら、

すぐに、できるだけ自然な方法で対処する。

症状をおさえる強いクスリを飲む前に、できることはたくさんあります。

すぐに強いクスリを使う人ほど、その後の経過があまりよくない傾向があります。

おかしいな?と思ったときは、無理に食べないで、あたたかくして

身体を休めるのがいちばん。

これは、コロナに限らず、ほぼすべての病気を予防する秘訣でもあると思います。