健康の本質

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前回、パニック障害のことを書きましたが、その直後に

「私も３０歳の娘がずっとパニック障害で、お勤めにも出れずに困っている」

という相談が別の方からありました。

びっくりしました。

こんなに、パニック障害や自律神経症状で困っている人が多い、という事実に。

 

おかしいと思いませんか？

 

医療はどんどん進化しているはずだし、

次々と新しい治療法が出てきているはずだし、

「これを食べれば健康になる」という食べものもいろいろとわかってきているはずだし、

それ以外にも、効果のあるサプリメント、健康情報、ノウハウ、カウンセリング、各種セラピー・・・

こういったものがどんどん増えてきているはず。

なのに、ほんとうに多くの人が、ずっと回復できずに同じような症状で悩み続けているのです。

 

いったい、なぜなのでしょうか？

 

僕が１０年以上試行錯誤して、まずはっきりわかったこと。

それは、

 

健康の本質は、とてもわかりにくくなっている

 

という事実でした。

そうとう複雑なジグソーパズルのピースを、

あれこれ試しながらはめこんでいくような・・・

そんな感覚でした。

 

なぜこんなにわかりにくいのか？

ずっと、その理由がわかりませんでした。

 

ところが・・

学びと実践を続ける過程で、少しずつですが、

「謎」がとけてきました。

 

はっきりとわかったこと。

それは・・・

ちょっと言いにくいことではあるのですが、

「医療」「治療」「施術」といった方法では、それがいかに優れた方法であろうと、

限界があるということ。

もちろん、これらも必要です。

必要だからこそ、僕自身もサロンでずっと整体施術を取り入れているのです。

でも、施術を受ける「だけ」で、本来を健康と元気を取り戻した方は、

ひとりもいません。

では、医療や治療、施術を受けるだけでなく、何をすればいいのか？

食事療法？

ストレッチやエクササイズ？

メンタル面へのアプローチ？

呼吸法？

イメージ療法？

瞑想？

・・・・・

もちろん、これらはとても有効です。

でも・・

これらも、あくまで

手段

にすぎません。

では、ほんとうに大事なのは？

 

マインドセット

 

つまり、心がまえや「信念体系」と呼ばれるものです。

この、マインドセットを見直し、入れ替え作業が必要になるのです。

これは、ことばとして言うのはかんたんですが、

実際に取り組むとなると、けっこう難易度は高めです。