最近よくいただく相談が、

「ヒマすぎて困る」

「やることがない」

というものです。

仕事が在宅中心になり、通勤時間がなくなったり、

休日もコロナの影響で思ったようにお出かけできなかったり、

友達ともなかなか会えない。

必然的に、今までそのようにして使っていた時間が余るわけです。

 

この、余った時間をどうするか。

 

食べたり飲んだりに使えば、残念ながらそれ相応に太っていき、

健康状態も低下していきます。

テレビや映画みたり寝てばかりいれば、やはり同じように身体はなまっていきます。

一方で、このコロナ禍を利用して、

今までみたいに出かけられなくなったので、その分、

身体づくりに集中して取り組む方もいらっしゃいます。

昨日サロンに来られたKさんなど、まさにそのタイプ。

自宅でもトレーニングに励まれています。

年齢は50代ですが、かなり身体が引き締まってきています。

ハードに日々働いていた方にとって、コロナ問題で少し休息時間もとれたかもしれません。

でも、こんな生活ももう半年。

そろそろ、新しいこの環境に適応していく必要がありそうです。

「一日も早く、もとの生活に戻ってくれれば・・・」

という人も多いですが、

むしろ今を、時代の大きな変化ととらえて順応してしまう方が速いと思います。

それが悪いことか?というと、そうとも言い切れません。

どこかで、ウイルス感染しないように意識しながら生活する。

これは、何度もお話しているように、他の病気を予防することにもつながります。

というのも、病気の多くはウイルスが原因になっていると考えるからです。

病院の検査で出ないレベルのウイルス感染などたくさんあります。

それが、いろんな症状を引き起こしている可能性があります。

ということは、コロナ対策が、こういった他のウイルス対策にもつながるわけです。

そしてもうひとつ。

人生の時間を、どう使うのか?

時間を受け身で使うことになれていると・・つまり、管理されることに慣れてしまうと、

いざ時間がぽっかり空いたときに、何をしていいかわからなくなります。

自分に与えられた人生の時間は、自分自身が主体となって管理していくことが大事です。

だたそのためには、自分の軸や生き方、使命などが明確になっている必要があります。

自分自身のことを知らないと、空いた時間をどう使っていいかわからず、

結局、時間をつぶすという、とてももったいない使い方になってしまうのです。

自分のことがわかるほど、暇を持て余したり、やることがない、なんてことは一切なくなります。

むしろ、時間が足りなくてしょうがない。

当サロンに通われているOさんは「1日24時間じゃ足りない」と言います。

それは、自分がほんとうにやりたいことがわかっているからです。

見た目も魅力的で生き生きと輝いている人は、例外なく、時間が足りないと言います。

これこそ、僕がいつもお話している、

「ダイエットや健康だけでは、人は輝けない」

ということなのです。

コロナ問題は、ほんとうにいろいろなこと、とても大事なことを気づかせてくれます。

僕自身、コロナ問題をきっかけに、人生レベルでの大きな方向転換を決めています。

コロナを意識した生活は、もう少し続くかもしれません。

秋から冬にかけて、再燃する可能性もないとはいえません。

だからこそ今、この問題をなにか良いチャンスに変えたいですね。

僕はサロンで、一人でも多くの方に身体づくりを始めてほしいと思い、

皆さんにボディメイクに集中して取り組むことをおすすめしています。

せっかく時間がとれる今だからこそ、それを活かさないともったいないです。