昨日はサロン後、群馬に用事があって行ったのですが、
少し時間が空いたので、ちょうどタイミングよくやっていた僕の出身大学(高崎経済大学)の学園祭に寄ってみました。
学園祭は大学卒業以来なので、なんと35年ぶり?!
まず真っ先に向かったのは、僕が大学時代いちばん多くの時間を過ごした、思い入れのある場所。
音楽棟でした。
この棟には僕が所属していた「モダンジャズ研究会」と「軽音楽部」の部室がありました。
部室には、僕が寄贈したアップライトピアノや、僕が出演した定期演奏会のポスターなどが貼ってあったのです。
少し緊張しながら部室に向かうと・・・
なんと部室は使わない椅子など山積みになっていて、倉庫というか廃墟のようになっていました。
僕が大学1年の時に新築された棟でしたが、たしかにあれから30年以上の年月がたっています。
老朽化するのは仕方ないですが、なんだかさみしい気分になりました。
↓廃墟と化したジャズ研の部室をさみしそうに撮影するヒロ

僕は大学時代、この部室で後輩と一晩中ジャズを演奏していたこともありました。
ちなみに僕は大学1年のときにバンドがやりたくて軽音楽部に入ったのですが、
モダンジャズ研究会(ジャズ研)のMさんに強引に勧誘されてジャズ研に入り、
初めてジャズピアノを弾くようになりました。
そこからジャズピアノの魅力に取りつかれ、ジャズバーやイベントなどで定期的に演奏するようになったのです。
夜中に練習することも多かったため、この部室に泊まり込んだことも何度もあります。
大学の授業に出る時間より、この部室でピアノを弾いている時間の方が多かったはずです(^^;
一通り大学内を回ったあと、新しくなった文化サークル棟を訪ねたところ、何やら音楽が聴こえます。
ジャズ研の演奏でした。
学園祭のパンフレットにものせず、掲示物も出さず地味に演奏をしていたので、
あやうく気づかずに帰るところでした。
何人かの学生さんに「ジャズ研ってあるんですか?」と聞いても「わかりません・・」という答えだったので、
大学内でもまったく存在感のないサークルになっているようです。
少しライブを見て、キーボード担当の子と少しお話しました。
考えてみたら、学生さんと僕とは完全に親子の年齢差。
部員は20名ほどいるようで、消滅せずに存続していたことがわかって安心でした。
それにしても、あれから35年もの年月がたっているのは驚きでした。
最高に充実して楽しかった大学時代から、もうそんなにたっていたのです。
30年という年月なんて、ほんとうにあっという間。
だからこそ、今日一日をもっともっと大切に過ごさなければ。
そして、
夢や願望はどんどん叶えていかなければ!
先送りしていたら30年なんてあっという間に終わってしまう。
そう思いました。
さらに。
今回のジャズ研をみていて、まるで自分のサロンを見るようだな・・と感じました。
たまたま僕が新しい文化サークル棟に行ったから演奏を見れましたが、
行かなければジャズ研があるのかどうか?もわからず帰るところでした。
僕のサロンも「広告なし」「看板なし」「ドアのところに小さな案内板があるだけ」「地味」
隠れ家的サロンとしてたまたまネットで見つけてくださった方、紹介の方、ご家族の方限定のサロンになっています。
このサロンの存在を知らない人にとっては、このサロンはないのと同じ。
でも僕は、サロンに来ていただいた方の身体と人生を劇的に変える自信があります。
だからこそ、
もっと目立たないといけない。もっと多くの皆さんに存在を知っていただかないといけない。
あらためてそう思いました。
今回、僕の出身大学の学園祭にお邪魔したことで、
こうして、とても大事な気づきを2つ得られました。
今後まずは、僕自身やこのサロンも、もっと目立つようにしていきたいと思います。
隠れ家的にひっそりとやっていくサロンは、もうやめようと思います。
そして皆さんも、
「30年なんてあっという間」という前提で、
やりたいことはどんどんやっていくことをおすすめします。
