整体師としての25周年を迎えて
気づけば今年の8月1日で、僕自身が整体師として整体サロンを始めてから、ちょうど25周年となりました。
当時の僕はまだ29歳。
大学卒業前から体調をひどく崩しており、就職もできずに長年療養生活をしていましたが、
整体師として活動を始めた28歳のころはまだまだ心身ともに不安定で「他の人の健康よりまず自分でしょ」という状態でした。
29歳の8月1日、正式に整体師として東京都練馬区のサロンでの施術を始めた僕でしたが、
その5日後、8月5日には整体師として活動を始めた僕を見届けるように、母が56歳で亡くなっています。
そんな辛いスタートだったということもあり、この時期は特別な想いがわいてきます。
母を助けてあげられなかった、という悔しい想いもあって、僕は「女性の心身の健康回復と維持」を軸に施術やサポートをおこなうようになりました。
25年も整体師、セラピストとして活動していると、心身の健康に関する知識や経験値がかなり積みあがってきていることは実感します。
そろそろ、今までの蓄積をもとに世の中にもっと広く貢献させていただけるようなことを始めようと思います。
健康面の課題を通して学んだり経験したりできることはたくさんあります。
それでも、心身の面でつらい想いをする期間はできるかぎり短い方がいい。
それがいまの自分の中での結論です。
心身の不調でお困りの皆さんが、一日も早くそのつらさから解放されるように。
そして、ほんとうに生きたい人生を生きて、かなえたいことをおもいきって叶えていけるように。
心身の不調があると、なにごとにおいても前に進むパワーが阻害されてしまいます。
ほんとうの健康とは、エネルギーがわいてくる状態です。
今、病気ではないけど本当の健康でもない半健康体、という人であふれています。
半健康体からの脱出は、医療では無理。
僕はこの3年ほど、2つの難病を抱える方の回復サポートをおこなってきました。
現代医療はとても優れていますが、難病は現代医療で原因が明らかでなく治療法も確立されていない病気だそうです。
でも実際は、半健康体でも難病でも回復のプロセスはほぼ同じです。
症状の急性期には現代医療の治療は欠かせませんが、その後の回復は自身の治癒力頼みです。
ここからは、健康レベルを上げていくしかないのです。
では具体的にどうしたらいいのか。
今後、そんな話をあらゆる場でしていきたいと考えています。
ちなみに今、その難病の方は、検査上では1つの病気がほぼ消えてしまった状態にまで回復しました。
もう1つの病気もいいペースで回復してきています。
つづく