昨日サロンに来院されたMさん(50代女性)。長年、身体のあちこちが痛みだらけで痛み止めが欠かせない人生だったのが、今では劇的に健康になり痛み止めもいらなくなりました。

そんなMさんですが、先日「しっかり食べてるのに、また2キロ落ちちゃいました・・」と言われていました。

もともと細い身体が、さらに細くなっていました。

とはいえ、最近少しずつエクササイズに取り組んでいただいているので、決して不健康痩せではありません。

姿勢も良くなり、明らかに若返ってきれいに痩せています。

世の中「食べてないのになぜか太る・・・」という人が多いのに、Mさんは真逆。

しっかり食べてもさらに痩せてしまう。

それも、やつれるのではなく、健康的にきれいに。

それほど多く食べないのに太る人と、Mさんのようにたくさん食べても痩せる人。

いったい何が違うのでしょうか?

じつは、「明確な違い」があります。

この違いについて、これからお話していきたいと思います。

1)活動量

しっかり食べてるのに痩せる人の特徴は明確です。

日常的に活動量が多い。基本、ずっと家にこもって過ごすのは苦手です。

48キロ台をずっとキープしているFさんも、休日はいつも山に出かけているようです。

といっても本格的な登山ではなく、日帰りで気軽に行ける低い山が多いそうです。

太らない身体に変わった皆さんが特別な運動をしているか?というとそうでもないのですが、

日常生活における活動量、消費エネルギー量はかなり違うと思います。

2)食べるスピード

太りやすく痩せにくい人は、ほぼ例外なく食べるのがすごく速い。

一緒に食事してみるとすぐにわかります。

太りやすい人は、自分自身ではそれほど量を食べている気がなくても、満腹感が出る前に食べ過ぎている可能性があります。

逆に太らない人は、食べるのがゆっくりです。

だからこそ、本人的にはしっかり食べている感があるのに、実際の量的にはそれほどでもないのです。

3)メリハリ

食べても太らない、すぐ痩せる人は、食べるときはしっかり食べますが、おなかがすかないときは本当に食べません。

おやつを食べておなかがすかないときは、ふつうにその後の食事を抜いたりもします。

一方、太りやすく痩せにくい人は、おなかがすく、すかない関係なく時間で食べます。

間食をしたとしても、その後の食事は食事としてしっかりとるのです。