僕はこの夏、生まれてはじめて、伊豆の最南端の方にある海でちょっとした「シュノーケリング」を経験しました。

小さいころから水が苦手で、プールは大嫌い。学生の頃、授業でプールがあるときはなぜか熱が出る、けがをする(^^;
おとなになっても、海は眺める専門。

そんな僕がシュノーケリングをやってみたいなんて思ったのは、昨年おもいきって海に入ったとき、
「魚って人に近づいてくるんだ」
ということを初めて知ったからでした。
それまでは、魚というのは人が近づくと逃げていくのだと信じていました。

僕の信じていた世界が変わった瞬間でした。

しかも、近づいてきたかわいい魚は、とってもきれいなブルー。
あの魚たちをもう一度みたくて、無理やりスケジュールを組んでふたたび、伊豆の海へ出かけました。

前夜はなんと、伊豆に台風が直撃!
暴風雨に負けずなんとか伊豆にたどりつき、翌日は波がそれほど荒れることもなく奇跡的に海に入ることができました。

100%決めると、なんとかなるものです。

今まで、海は「外側の世界」から見ることしかありませんでした。
海の中というのは、自分とはまったく縁のない完全に別の世界。

ところが今回、初めて海の中の世界をのぞくと・・・
そこには、見たことのない世界が広がっていました。

台風後だったせいか、あのかわいいブルーの魚はいませんでしたが、小さなフグがたくさん近づいてきてくれました。
海に入るのも泳ぐのも大嫌いだった僕が、もっともっと、海の世界のことを知りたくなりました。

今回は、プチシュノーケリング体験から得た、2つのことをお伝えしたいと思います。

1)いままでの自分の常識を疑ってみよう

私たちはふだん、目の前に広がっている世界だけで、ものごとを考え、判断しています。
でもちょっと視点を変えると・・そこには、まったく別の世界が広がります。
「これはこうだ!」と思い込んでいることが、じつはまったく違うかもしれないのです。
もっと別の世界、もっと広い世界に目を向けてみるのも面白いかもしれません。

2)夢は今すぐかなえにいこう!

多くの人は、やりたい!と思っても「いつか・・・」と先延ばしにしてしまいます。
でも、その「いつか」は、なかなかやってきません。
人生は、長いようで、ほんとうにあっという間。

人生80年としたら(もっと短いかもしれません)あと何回くらい夏を経験できますか?

僕の母は56歳で亡くなっています。
母が今の僕と同じ年齢のとき、自分にはあと数年しか残されていないと知っていたら・・・
母は、いったいどんな夏を過ごしていただろうか?

そう考えると「暑い!早く秋にならないかな・・」なんて言いながら何もせず過ごすことなどできません。

ほんとうにやりたいことをかなえるのは、今、なのです。