ひろこさんのこと、ご存じでしょうか。

今まで何度かこのブログでもお話しているかもしれません。

ひろこさんは今から5年ほど前、当サロンの1室をお貸しして「美容整体サロンルフラン」をやっていたので、

彼女にネイルやメイクをやってもらった方も多いと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

固定のお客様もけっこういらしたのですが・・・

コロナ禍がはじまる直前の年末に腕をはじめとした関節がパンパンに腫れてしまい、

とうとう痛みで施術ができなくなりやむを得ずサロンを終了。

病院で検査を受けたところ、SLE、全身性エリテマトーデスという難病であることがわかりました。

コロナ禍が始まったばかりの3月に都内の大学病院へ緊急入院。

大量のステロイドによるハードな治療が始まりました。

※写真は本人提供

 

 

 

 

 

 

1カ月の入院生活の後、無事退院されたのですが、その後ステロイドの副作用による全身のむくみ。

 

 

 

 

 

 

むくみが落ち着いた後も、さらにステロイドの副作用で、両股関節の大腿骨頭壊死症になり、

杖と車イスがないと生活できなくなりました。

 

 

 

 

 

 

大腿骨頭壊死症も難病なので、ひろこさんは2つの難病と付き合う生活になりました。

そんなひろこさんを、この4年間ずっと継続的にサポートしてきました。

施術も通常の整体はできないので、股関節の改善に特化した施術です。

さらに、大腿骨頭壊死に効果的といわれている、あるオイルも使ってもらいました。

大腿骨頭壊死症専門の治療家の方おすすめサプリメントも活用。

栄養療法。

同時に、病気の根本原因となるメンタル的要素の改善にも徹底して取り組まれました。

その結果、ひどかった股関節の痛みが徐々におさまり、

通常の生活ではほとんど痛みを感じなくなるまで回復。

さらに、11月の大学病院の検査データを、もうひとつのかかりつけ医で僕の友人でもある柴田ドクターにみてもらったところ、

検査結果にまったく病気の兆候がないので目をまんまるくして驚いていたそうです。

柴田ドクターは医者なのに「神様が治してくれた」と言ったとか・・・

病院スタッフの方も、脚の痛みがなく杖で普通に歩いている姿をみてびっくりされたそうです。

まあ、そのくらい奇跡の回復、ということなのです。

柴田院長も看護師さんたちも、そして大学病院の主治医にも、

「クスリを減らしたら悪くなっていく一方ですよ」

「早く股関節の手術をしないと歩けなくなるよ」

とずっと言われ続けていたそうです。

でもひろこさんは手術を拒否、少しずつクスリを減らし、ステロイドはゼロへ。

SLE関連のクスリも減らしていきました。

その結果、現代医学ではありえないような、奇跡の回復を遂げています。

今では、階段を上り下りしてもほとんど痛みを感じないそうです。

もちろんまだまだ杖と車イスは欠かせませんが、そのうちいらなくなると思います。

奇跡の回復の理由

ひろこさんは現代医学の常識を超えた奇跡的回復ができているのはなぜなのでしょうか?

じつは偶然でも奇跡でもありません。

必然、なのです。

1)病気をつくっていた「根本」を見直し改善

2)病気を治すのではなく、細胞やエネルギーレベルで健康状態を上げて自然治癒力を高めていく

3)検査データや全身状態をみながら必要のない治療を減らしていく(医師の許可のもとで)

こんな3ステップで、難病、と言われる病気も快復していくのです。

思えば、僕の父もそうでした。

定年退職後にすい臓がんになり、11時間もの大手術を受けました。

父も僕のアドバイスのもと、病気をつくった大もとの原因を変えてもらい、

僕がやっている自然療法への理解がある主治医のおかげもあって、抗がん剤の服用を中止。

3カ月の抗がん剤点滴治療後は一切の治療もなく、僕おすすめのサプリメントだけで再発もなく完治。

父が入院した病院初の膵臓がん完治症例として主治医から握手を求められたそうです。

父も、現代医学的には奇跡の回復だったのです。

ひろこさんと僕の父の共通点。

それは、

▶医療だけに頼らず病気に至った根本原因を自分で解消しようと努力したこと

になります。

病気になったとしても「先生におまかせ」ではダメなのです。

おまかせにすると、ほぼドクターの言う通りの経緯をたどっていきます。

もちろん、病院に行くこと、現代医療の治療を受けることはとても大事。

自分だけで治そうとしても無理です。

ただ、自分の身体の主役は自分である、ということを忘れてはいけません。

医療も病気を完全に治すことはできず、サポートしかできないのです。