僕が皆さんにおすすめしているのは、基本、自然療法です。

身体には、もともと、自分自身で健康を保てるよう、すべてのクスリが備わっています。

自分で体調を良くすることもできるし、自分で痩せることもできるのです。

ただ、心身のバランスをくずしているときは、それがうまくできなくなっていますから、そこを僕がそっとサポートさせていただいているのです。

皆さん自身にある、本来の身体を取り戻すチカラ。自分で治す、自分で痩せる能力。

それを引き出し、高めるのが僕の役割です。

ところが。

こころやからだの状態が、自然療法や東洋医学のサポート範囲をこえてしまっていることもあります。

今までやってきたこと(うけてきた治療など)が原因でこじれてしまっていることもあります。

症状や不調に耐えうる、こころやからだのキャパ、限界点は人それぞれちがいます。

他の人からみたらそうでもなさそうでも、本人にとっては限界に近い、ということもあります。

これは、本人にしかわかりません。

限界に近い、限界をこえている、そんなときは、現代医療の助けを借りることも必要です。

自然療法も万能ではありません。

いろいろやって改善がみられないようなら、現代医療も必要なときです。

症状を一時的におさえるクスリが必要なこともあります。

この場合、副作用より本作用の方が重要になります。

副作用は、限界をこえた症状がおちついた時点でクスリを減らし、やめていけば自然になくなっていきます。

脳や症状が暴走しているときは、まずはその暴走をおちつかせる必要があります。

自然療法にもそのための方法はたくさんあるのですが、それでもダメな場合はクスリを使う必要があるときです。

僕自身、自宅では限界だな・・と思って「検査入院」という名目で大学病院に3ヶ月入院しました。

僕の場合、検査では異状がなかったのですが、身体があまりに弱っていて自宅で日常生活すらままならなかったからです。

これ以上、家族に負担をかけるのも申し訳ない。

それで、入院を選んだのです。

仕事できるようになってからも、過労で倒れ、2週間ほど入院したことがありました。

このときは、大田区にある松井病院食養内科の長岡先生の人柄に救われました。

今の時代、当時ほど簡単に入院はできないかもしれません。

そこは、相性の合ういいドクターを見つけるのがいちばんです。

ドクターの紹介があると、比較的入院しやすいです。

入院して元気になってくると、今度は退院したくてたまらなくなります。

病院生活が苦痛になるからです。

基本は、自分の身体は自分で責任もって管理することが大事。

でも時に、自分のコントロール範囲をこえてしまうこともあります。

だれもが完璧でない、人間ですから。

そんなときは、素直に、他の人(プロ)の助けを借りましょう。

もちろん、助けを借りるといっても、依存はダメです。

おまかせ、頼り切りでは、いつまでたっても元気になれません。

依存になると、自分が元気になれないのは、相手の責任ということになってしまいます。

あくまで主役は自分。

他はすべてサポートです。

信頼してサポートを受けるのと、依存は違います。

微妙な違いですが、長期的には微差は大差になります。

こころや身体のバランスをくずすと、自分の中にかくれていたネガティブな面が一気に出てきます。

これは、誰でも・・・ふだんどんなにポジティブな人でも、そうなる可能性があります。

ですので、どんなにネガティブな自分でも自分を責めたりせず、必ず元気になる、という希望をもって前向きに、今できることをやっていきましょう。

しんどいときは、あえて「なにもしない」という選択肢もありです。

前に向かって進むばかりがいいわけではありません。

疲れたときは、立ち止まって休みましょう。