インフルエンザが大流行しているみたいですね。
インフルエンザ以外にも、風邪のウイルスやヘルペスなどのウイルス感染症状が出ている方が多いようです。
これだけ空気が乾燥していると、どうしてもウイルス感染がおこりやすくなります。
ということで、今回は、インフルエンザや風邪の対策についてお話していきます。
●食べすぎない!
じつは、ウイルス対策でいちばん大事なのが
「食べすぎない」
ということ。
なぜでしょうか?
食べすぎていると、つねに消化器系にエネルギーが使われるため、免疫機能が弱くなります。
食べものを消化、吸収することって、身体にとっては重労働なのです。
また、食べすぎていると「連結赤血球」といって、赤血球どうしがたくさんくっついて連なり、流れが悪くなります。
身体は冷えやすくなり、結果として免疫力がにぶくなります。
風邪やインフルエンザがはやってきたら、食生活をできるだけシンプルにして、おなかをなるべく軽めにすること。
物足りないようでしたら、間食をとってください。
とにかく、一回の食事の量を控えめにするといいのです。
食欲がないときは無理に食べず、おなかがすくまで待ちましょう。
●糖分をとりすぎない!
じつは、ウイルスって、糖が大好き。
僕自身、以前、あまいものを食べた直後からだんだんと、身体のふしぶしが痛くなってきて、高熱が出てきた経験があります。
また、何年も前ですが、誕生日でケーキやごちそうを食べすぎて誕生日直後に風邪をひいたこともあります。
ただ、風邪をひいて食欲がないときに、ヨーグルトとか少量の質のいいアイス、プリンなどを食べるのはそれほど問題ないでしょう。
●睡眠をしっかりとる
インフルエンザ対策とは、日常生活をできるだけ健康的にするということにつきます。
ウイルス対策で大事なのは、粘膜の状態を良くして、免疫力を高くしておくこと。
この時期はとくに、できるかぎり夜更かしをしないで早く寝ることです。
●歩いたりストレッチしたりする
全身の血流を良くしておくことは、最大の予防法です。
寒いからと家にこもりがちですが、歩くことはとてもおすすめ。
自宅にこもるのが好きな人は、ストレッチを習慣化しましょう。
●クスリに頼りすぎず、ビタミンをとる
風邪をひくとすぐに風邪クスリを飲む人が多いです。
病院で抗生物質を処方されることが多いですが、インフルエンザや風邪のほとんどはウイルスなので、抗生物質は効きません。
最近はインフルエンザに特効薬が出てきたようなので、使えるなら使う方がいいでしょう。
二次感染で細菌感染した場合やマイコプラズマ感染には抗生剤が効きますので使うべきです。
咳がつらい、微熱が続く、身体がだるい・・などが続くときは、一応マイコプラズマもうたがってみてください。
病院では、なかなかマイコプラズマの検査をしてくれませんので、もし気になるようでしたら「他の医療機関で検査してみるように言われた」と医師に伝えるといいでしょう。
●漢方をためしてみる
なんとなく風邪っぽいとき、風邪で漢方というと「葛根湯」が常識のようになっていますが、葛根湯以外にも症状や体質などによりいろいろな選択肢があります。
インフルエンザには「麻黄湯」を使うことが多いようです。
漢方を試したいときは、薬局で相談するか、漢方を処方してくれる医院にかかるといいでしょう。
必要でしたらサロンで医院をご紹介します。保険内で漢方を処方してもらえるのでとても安くなります。
以上で対処しきれないとき、体調面でご不安があるときなど、困ったときはいつでもお気軽に、私、ヒロまでご相談くださいね。