ここのところ、びっくりするようなことが続いています。

今回はコロナ禍と同時にSLE(全身性エリテマトーデス)を発症したひろこさんのこと。

ひろこさんはSLE発症の前、当サロンの一室で美容整体サロン「ルフラン」をやっていましたが、

腕などの痛みがひどく終了されました。

結局、検査をしたらSLEであることが判明したのです。

SLEとは自己免疫疾患のひとつで、全身いろいろなところに炎症がおこる病気。

国指定の難病です。

1カ月ほど都内の大学病院で入院治療されて、その後僕がずっとサポートしてきました。

その後治療の副作用から両股関節骨頭壊死(こちらも難病)となり、杖と車イスが必要な状態です。

定期的に病院の診療を受け、検査データを送ってもらっていたのですが・・

先日の検査で、ずっと高かったCRPという炎症値が完全に正常化していたのです。

しかも、薬を減らしているのに、です。

他のSLEに関する検査値はすでに正常化していたので、これでほぼ治ったといえます。

4年ほどかかってしまいましたが、この難病がここまで改善するのはなかなかないことだと思います。

まだまだ股関節は回復しておらず、引き続き施術とリハビリが必要ですが、股関節の回復も時間の問題でしょう。

SLEに長年悩まされている方には、ひろこさんの回復はかなりの希望だと思います。

では、ひろこさんはどうやってここまでの回復にもってきたのか?

じつは、決定的な要因が1つあります。

それは近いうち、ご本人から語ってもらいます。

これはだれでもできることではなく、だからこそ難病なのでしょう。

難病というのは、あくまで現代医療が治せないからこそ難病なのです。

治らないわけではないんです。

ただ、難病といわれるくらいですから、治すのはそう簡単ではありません。

長年の無意識レベルの習慣やクセも原因になっているからで、これを改善するのは誰でもできることではないと思います。

ひろこさんにも根深い原因となることがありましたが、素直に受け止めて改善に取り組んできました。

その結果、奇跡に近い回復がおこったのです。

食生活ももちろん大事ですが、そこまで厳格に食事改善をおこなったわけではありません。

何より大事なのは、メンタル的なことです。

自己免疫疾患とは、自分の免疫が自分自身を攻撃して炎症をおこす病気ですが、

意味もなくそのようなことが起こるわけではありません。