1年半にわたるこの状況で、ストレスを感じていない人の方が少ないのではないでしょうか。

ストレス太り、と思われる人が急増していますし、心身の不調を訴える人も増えています。

サロンでは、多くの方の健康診断の結果を見せていただいていますが、

・肝機能が高い(とくにγ-GTP)⇒肝臓への負担がかかっている

・グリコヘモグロビン(HbA1c)が高い⇒平均血糖値が高い

・貧血がみられる

・血圧が高い

・リンパ球が極端に低い

・炎症関連数値が高い

といった傾向があり、完全に原因が

1)長期にわたるストレス

2)運動不足

3)過食や栄養バランスのくずれ

にあることがわかります。

これらのおおもとをたどれば・・・やはりストレスでしょう。

僕がとくに気になるのが、リンパ球がかなり落ちている人が多いこと。

リンパ球は、ウイルスやがん細胞の攻撃部隊。

これが落ちているということは、病気に対する抵抗力が落ちているということ。

それも、けっこう重い病気のときレベルまで落ちている方が多いのです。

これでは、身体のどこかにいつ炎症がおこってもおかしくありません。

一見とても元気そうな方でも、データは現状を物語っています。

リンパ球は、ストレスで低下します。

さらに、お身体をみせていただくと、肝臓の部位が大きく盛り上がっている方がとても多い。

肝臓はイライラが直撃するので、皆さんいかにストレスをためているか?がわかります。

 

これはもう、すぐに何かを始めないとまずいレベルです。

早急に必要なのは、積極的なストレスの解放と徹底した日常生活の見直し、改善です。

 

おそらく・・・

今まで通勤していた方が急に在宅になり、あまり歩かなくなったこと。

人ともなかなか会えなくなり、コミュニケーションがとりにくくなったこと。

自宅にいる時間が増えたことで、いつでも食べたいときに食べられる状況になったこと。

旅行や外での飲食が制限されたことによるストレス解消手段の減少・・・

などなど、あげればきりがないほどです。

 

さしあたり緊急事態宣言も解除されたので、

積極的な身体のメンテナンス、身体づくり、おもいきった気分転換を始めていきましょう。

注意点として・・・

ストレスからか、骨格のバランスがひどくくずれている方が多いので、

まずはしっかり骨格のバランスを整えてから、歩いたり運動し始めてくださいね。

ゆがんだまま長時間歩いたり運動したりすると、身体をいためる可能性があります。

整体にいらしていただいてもいいですし、

時間がとれない方は、ご自身で少していねいにストレッチをやってみてください。

 

食事ももちろん大事です。

とはいえ、なかなか自分ひとりでは管理が難しいのが、食生活。

サロンにしばらくお見えにならないな・・・という方から

「食生活がかなり乱れてしまい不調です・・」

という相談をいただくことも多いです。

食生活が乱れてしまった方は個別にコーチしますので、僕にリクエストしてください。

定期的にサロンに通っていただいている方は、無料でコーチングを受けていただけます(期間限定)。

心身のコンディションがくずれた状態が長く続くほど、回復にも時間が多く必要になりますので、

始めるなら、できるだけ早く始めましょう。