以前お知らせした、当サロン初のオンラインコミュニティですが(こちらで募集中!)少しずつ参加者が増えてきています。

そろそろスタートしようかな、と考えています。

このコミュニティへの参加は完全無料で、今サロンに通われていない方でも大丈夫です。

参加条件は「進化思考」、これから自分自身や人生をもっとよくしていきたい、という想いがあること。

それだけです。

ご参加、お待ちしていますね。

 

さて、今回の話は以前の僕自身の失敗経験に基づく内容になります。

多くの人にも当てはまることなので、参考にしていただけたら幸いです。

 

僕は20代、大学4年生のとき、それまでの3度の事故の影響などもありひどく体調をくずしたのですが、

若かったということもあり、

「早く元気になりたい」

と、かなり焦っていました。

大好きな音楽ができないのはもちろん、内定が出ていた就職先までお断りする状態だったからです。

当時、行きつけの鍼灸治療院がありました。

車で1時間近くかかる場所にあるのですが、治療を受けるとその場はラクになるため、

その先生の治療に完全に依存していたのです。

この先生の治療院は、つねに待合室に行列ができていました。

ところが・・・

症状がよくなったり、悪くなったりを繰り返すだけで、

元気になるどころか、逆にだんだん身体は弱っていく。

針治療というのは体力を消耗するので、当時の僕のように身体が弱っている人には

あまり向かないんです。

でも当時はそんなことも知らず、毎日のように「カリスマ」鍼灸治療師の先生の治療を受け続けていました。

それもとうとう限界になり、そこから病院、治療院めぐりがはじまりました。

良いというところはかたっぱしから行く。

焦っているから、すぐにラクになることばかり求めていました。

そして、続かない。

「早く元気になりたい・・・」

と言いながら、元気になれず10年近くたっていたことに気づきました。

10年間、あらゆるところを巡り歩き、得た結論。

それは・・・

 

身体づくりの主役は自分

 

という事実でした。

結果を焦るばかりに、自分の身体を「健康にしてくれる」場、人を探し求め続けてた自分。

でもその考えがベースにあるかぎり、いつまでも元気になれないと悟ったんです。

自分が主体となって身体をつくっていくしかない。

自律神経の不調に悩む自分には「治療」ではなく、身体づくりが必要だったのです。

 

でも、そんな大事なこと、当時は誰も教えてくれなかった。

みんな、いろいろな治療法、健康法は教えてくれました。

でも、それは本質ではなかったんです。

 

僕は、この今のサロンでは「本質だけをやろう」と決めています。

なぜなら、そういう場がまだ、ほとんどないからです。

はっきりいって、治療、施術だけでは根本は変わりません。

なぜなら、「治してもらう」という意識がどこかに出てしまうから。

それは、部分にすぎません。

 

身体は、焦れば焦るほど「他者依存」になりがち。

健康も美も、主体は自分自身にある、ということを忘れてしまう。

もちろん、つらいとき、自分だけでどうにもならないこともあります。

治療、施術や、サポートを受けることは必要です。

 

大事なのは、結果を焦らないこと。

焦れば焦るほど、逆になります。

その場の身体の変化だけを追わず、

少なくても1~3か月単位くらいでみていくことをおすすめします。

ちなみに、究極的には・・・

一生レベルで、全体をみながら、今の身体づくり、メンテナンスを逆算で考えていくといいです。