当サロンは23年前のスタート当初からパニック障害、自律神経失調、更年期障害、うつ状態、その他病院に通ってもなかなか改善されない心身の不調の方への回復サポートをおこなっていますが、

途中であきらめずに通っていただいた方は皆さん、ほんとうに元気になられています。

先日サロンに来られたRさんも、来院当初は不安、パニック症状が強かったのですが、

今ではほんとうに元気になり、2人のお子さまのママをしながらバリバリ働き、昨年は車の免許までとり、

サロンでは美のためのボディメイクを少しずつ始めています。

今日サロンにこられたNさんは、しばらく不安症状が強めに出ていて「元気になれないのでは・・」と心配されていましたが、前回の来院時くらいからかなり復活され、もうとっても元気です。

多くの方を数年単位、長い方は10年単位でずっと経過もみさせていただいていますが、多少の体調の波はあるものの皆さん、いい状態を維持されています。

ただ、これらの症状は「短期間で劇的に改善される」ということはなかなかありません。

皆さん今までの経過が長かったり、強いクスリを飲んでいたり(それも数種類)、人生レベルの課題が関わっていたり・・・

という傾向があるため、ほとんどの方に対して、施術だけでなくさまざまな改善策をとっていきます。

それでも、調子が良くなることもあれば、時には調子が落ちることもあります。

何ごともなく上り調子にどんどん良くなっていく、ということはあまりありません。

完全復活!といえるようになるには、それなりに時間がかかります。

僕自身も患者として、長年、ほんとうにいろいろな方法を試しました。

カリスマ治療家の先生のもとにも、たくさん通いました。

結果、

「魔法のような近道はない」

ということを実感しました。

いろいろ試して、時には失敗しながらも進んでいくしかないのです。

失敗というと誤解をまねくかもしれません。

身体は、健康を回復する過程で、さまざまな反応をおこしてきます。

一見「かえって悪くなったのでは?」ということも、たくさんおこります。

どうしてもこういう時に不安になってしまうのですが、悪化したわけではありません。

今、健康を意識した生活をしていれば、悪化することはまずありません。

いわゆる「好転反応」といわれる時期です。

長年クスリを飲んできた方ほど、健康になるとともに解毒反応がおこります。

すると、一時的に症状が悪化することがあるのです。

週2回ペースで通われているKさんは、最近になって膝から下に赤い発疹がたくさん出てきました。

証拠写真も送ってくれましたが、かなりひどい状態でした。

体調はとてもいいので、完全に解毒症状です。

だから、強いクスリを使っておさえたり、といったことはぜったいにしない方がいいのです。

漢方以外のクスリを飲んでいなかった僕でも、そうとう回数、好転反応と思われる不調がおこりました。

そのたびに自分自身に「これは好転反応で、よくなっている証拠だ」と言い聞かせてました。

当時やむりやり感が否めなかったですが、でも今考えればほんとうにそうだったんです。

時々不安になったり弱気になったりもしましたが、僕はこの十数年、もうパニック症状や不安になることも一切ありません。

好転反応時期は、漢方や自然療法などをおこないながら乗り切ることで、その後さらに健康状態がよくなります。

以前、当サロンで美容整体ルフランをやっていたひろこさんも、途中いろいろとありましたが17年も続いたパニック障害を完全に克服されています。

僕が最初にお伝えした「よくなるまで絶対にあきらめない」ということをずっと意識されていたそうです。

今、この情報過多の時代、ネット上から大量の情報を簡単に手に入れることができます。

ただ問題なのは、ネット上には、

「お手軽、簡単、ラクラク、短期間で劇的に」

成果が得られるという方法であふれていること。

こころやからだの悩みは深刻ですから、こういった情報にはどうしても心惹かれてしまいます。

どうしても、あっちの治療、こっちの治療・・・とさまよいがちになります。

僕自身も、当時はネットでなく雑誌や本でしたが、早く治したくて評判のいい病院、治療院を多数訪れました。

でもはっきりいって、そんな魔法のような方法はどこにもありません。

僕自身がほんとうによかった、と感じた治療院は、数えきれない中でたった1か所だけでした。

それでも完全に元気を回復できたわけではなく、

最終的には自分自身でほんとうの健康を取り戻すしかない、ということを悟ったのです。

こうした僕自身の経験、さらに20年以上のサロン経験に基づいた最新の方法を今のサロンで皆さんに提供しています。

ということで今回お伝えしたいことをまとめると、

・健康回復の過程で、体調やメンタル面には波が出てくることが多い

・改善の過程で一時的に体調が落ちたり不安が強くなることもある

・体調やメンタルの波に負けず、あきらめずに今やっていることを継続することで本物の健康を回復できる

 

好転反応時期は、正直、精神的にも肉体的にもかなりつらいです。

でも、そこをなんとか乗り越えると、一気に世界が開けてきます。

とはいえ、こういうことをお伝えしても、やはり不安なときは不安でどうにもならないと思います。

自宅でひとりになるとすごく不安になる・・という声もよく聞きます。

実際、僕自身もそうでした。

そこで・・・

まもなく、サロンとは別にオンラインでのサポートコースを始めます。

オンラインでしたら、ほぼ毎日やりとりすることが可能です。

不安になったとき、体調が落ちたときの対処法もその場でお伝えできます。

調子が悪くて自宅からなかなか出れない時も、継続的にサポートを受けられます。

オンラインサポートコースに興味がある方は、私、渡辺への無料個別相談を受けていただけたらと思います。

無料個別相談は、基本ZOOMでおこないますが、お電話でも大丈夫です。

今お困りのこと、お悩みのこと、こんなサポートを受けたいといったご希望などなんでもお話ください。

お申し込みはこちらからお願いします。

追記:1月30日

今日サロンに来院されたNさんとお話していて、

パニック障害の原因と解消法について、とても重要な話になったのでシェアします。

パニック障害や自律神経失調になる方の多くは、感性が豊かな面を備えています。

それは大きな利点なのですが、この症状に関してはデメリットの方が大きくなってしまっています。

また、一般的には「ちょっと変わった人」と見られることもあります。

ふつうの人たちがほとんど気にならないようなことまで、すごく気になってしまったりするのです。

これについて今日は「顕在意識型」と「潜在意識型」という明確なキーワードが出てきました。

これは、僕自身も予想外でした。

Nさんとお話しているうちに、突如イメージがひらめいたのです。

そしてまさにこれが、医療でも治療でも栄養療法でもカウンセリングでもなかなか改善しない、いちばんの理由だったのです。

僕自身にとっても、パニック障害の解消法がより一層明確になった瞬間でした。

僕は、サロンで皆さんとお話しているとき、時々こういうことがあります。

自分でも予想しなかったようなことを自分で無意識にしゃべっているのです。

それがとても参考になるので、メモしたりします(^^;

今日のNさんとの会話もまさにこのパターンでした。

自分でしゃべっていて、じつは自分自身がいちばん参考になっているのです。

おそらく・・・

こういうときって、どこかとつながるのでしょうね。

不思議ですが。