ネットのニュースで「パニック症発作へのすぐできる対処法」というテーマの記事を見かけました。

読んでみると、結局は「抗うつ剤・精神安定剤」をすすめる内容でした。

もちろん、急性期は一時的にこういったクスリを使うことも必要です。

でも、パニック障害がクスリで治った人を僕は知りません。

むしろ、ある時点からクスリは回復への妨げになります。

僕自身はこういった向精神薬はまったく使っていませんがひどかったパニック障害を完全克服していますし、

僕がパニック障害から完全回復をサポートした方はほとんど、クスリからの離脱やクスリをかなり減らすことに成功しています。

クスリを減らす過程でどうしても離脱症状が出ますが、それを乗り越えた先には本当の健康が待っています。

というか、クスリを減らす以外に本当の回復はありません。

※クスリを減らす際は必ず、医師の指導を受けてください。自己判断で勝手に減らしてはいけません。

大事なのは、クスリを減らしていくことに協力的な医師を探すことです。

では、クスリを減らして何をすればいいのか?

それは、僕がサポートしています。

パニックや不安症状は、いくつかのポイントさえ押さえれば良くなります。

僕自身はもちろん、僕がサポートさせていただいた方はほぼ全員、すっかり元気になって皆さんパニックだったことなど忘れています。

ただ、残念ながら僕でもサポートできない方もいらっしゃいます。

✅自分自身で治そうという気持ちがない

✅誰かに治してほしいと思っている(完全受け身)

このような方は正直、難しいです。

そして絶対に不可能なのは、途中で来られなくなる場合です。

僕はあえて、最初に自分でやってほしいことをアドバイスしますが、

おそらく「治してほしい」方には僕の指導は合わないと思います。

いろいろな治療法を試してみるのはいいのですが、結局自分自身が主体となって取り組まない限り回復はありません。

魔法のように治してもらえる治療法はないので、それに気づくまでに時間がかかる方も多いです。

パニック症状は、整体でも鍼灸でもなんでもそうですが、治療(施術)だけで治るものではありません。

サポートは必要ですが、最終的には自分にしか治せないし、自分で治せるものです。

僕としては、いろんな治療法を試してみることを否定はしません。ただ、かえって遠回りになることだけはお伝えしておきます。

結局、

パニックや不安症状のいちばんの問題は、回復に対する考え方にあると僕は思っています。