先日、当サロンでは初となりますが「●ロナ検査で陽性になった」というTさんの施術をさせていただきました。
いきなり39度近い高熱が出て、翌日には熱が下がったものの咳が続くため検査を受けたところ、陽性に。
もちろん、すでに回復され自宅待機の規定期間以上たった状態でサロンに来られたのですが、
心身ともに不調が続いて困っている、とくに「なにもやる気がおきない」という鬱に近い症状がいちばんつらいようでした。
いわゆる「●ロナ感染後の後遺症」という状態かと思います。
お身体をみさせていただくと・・・
全身、とくに背中から腰にかけて右半身がガチガチです。
単に「硬い」というより、人の身体ってこんなに硬くなるの?というくらいのレベル。
見た目的には、右の背中側が大きく盛り上がってきます。
じつはこれこそが、なかなか抜けない後遺症的症状の正体。
ここまでくると、いくら自分でストレッチしたりしたところで、なかなか改善されません。
●ロナ感染後に限らず、ウイルス感染後や強めの薬を飲んだ後などにこのような状態になります。
そのようなあとは、肝臓や腎臓がダメージを受け、自律神経的には交感神経緊張が続いています。
●ロナウイルスとは別のウイルス(常在系ウイルス)が活動している可能性もあります。
何らかの原因で免疫バランスがくずれたとき、ふだんおとなしくしている常在ウイルスが増えて症状をおこすのです。
このような理由から「だるい」「疲れやすい」「うつ症状」「動悸や息苦しさ」「めまい」「不安感」などが続きます。
そしてこれらの症状は、医療や治療ではどうにもなりません。
身体全体のコンディションを整えて、本来の回復力を引き出してあげるしかないのです。
僕自身、学生時代に風邪をこじらせたり、マイコプラズマ肺炎をこじらせたりしましたが、
まさにさきほどあげた症状がほぼフルで出ていました。
そして、どの病院にいっても治療院に通ってもなかなか改善されませんでした。
大学病院に3か月も入院して検査しまくっても、結局原因も解消法もみつからなかったんです。
結局、高校時代に風邪をこじらせたときは2年、大学時代にマイコプラズマ肺炎になったときはトータル10年近くも回復にかかってしまいました。
つまり、僕の人生、風邪やマイコプラズマ感染の後遺症(それだけでなく交通事故の影響もありますが)で12年も悩まされ続けていたということになります。
こういった経験があるからこそ、感染症の後遺症がどういう状態なのか?どうしたら回復が速まるのか?がよくわかるのです。
サロンに来られたTさんには、2日間連続でサロンに来て施術を受けていただきました。
さらに今の時点で適確なストレッチもいくつかアドバイス。
今回、1回施術を受けていただいただけでかなり元気になり、久しぶりに家族と出かけようという気力が戻ったそうです。
それまでは、鬱になったかと思うくらい気分が落ちてなんにもやる気がしなかったそうです。
2回目の施術時には、ガチガチだった身体はだいぶ緩んできていて、劇的に体調が改善。
今日はきっと、ご家族で楽しくドライブに出かけていると思います。
今回、Tさんご自身から「私の例をぜひ皆さんに伝えてください!」と言っていただいたので、こうしてTさんのことを伝えさせていただきました。
繰返しになりますが、今回の話は●ロナ感染に限ったことではありません。
ふつうの風邪も含め、どんな感染症でも、Tさんのような後遺症が出ることがあります。
ここが誤解されているところです。
この2年、やたらと「●ロナ、怖いよね」という認識になっていますが、風邪でもインフルエンザでも油断すれば同じです。
●ロナが特別なわけではないので、どうか皆さん、情報にまどわされないでください。
必要以上におそれず、そろそろみんなで通常の生活に戻していきましょう。
また●●●株、とか新しいのが出てくる可能性もあります。
もうほんと、きりがないです。
そのたびに追加で打ちますか?ということになります。
それより、自分自身のコンディションをいかにベストに保つか?ということにエネルギーを注ぐ方がいい。
ウイルスとか●●●株とか関係なく、すべての病気の自己防衛になります。
原因が何であれ、長く続く心身の不調にははっきりした理由がありますので、当サロンにご相談いただけたらと思います。
お困りの方は以下へお気軽にご相談ください。